「公共の場における平坦ではなく活気がある床は、都市計画の水平化傾向によって奪われた、人間の尊厳の回復を意味する。重要な経験が、人間から取り上げられたのである。 〜中略〜 しかし、まっすぐで平らは床は、人間にとって本当に危険であることに気づく。完全に水平で平坦な床は、人間が無能になるよう、「訓練する」。 すでに視力を失った目の見えない人の、足の触感までうばってはならない。」
出典:フンデルト・ヴァッサー 建築(参考 イソムラ式 )
同様なことを養老天命反転地(荒川修作、MADELINE GINS)の中の解説にも書いてあったな。
壁と床と天井…。パーツで分離して考えることに慣れているが、その慣れを取り払ったときに、起伏や斜面といった、現在の建築ではカットアウトされた(音楽でいうところのドとレの中間のような)要素が持つ豊かさは、身体感覚に直接的に訴える。